たつをの日記 - 1999年3月24日

文字だけのWWWブラウザ
私の普段の Webページ閲覧環境についてちょっと解説。

私のパソコンは、 ペンティアム100でメモリ16Mという今となっては非力なマシンなので、 Netscape や Internet Explorer などのブラウザでは Webページの描画速度がかなり遅く感じます。 最新のバージョンなんかメモリ不足でまともに動かないかもしれない。 そこで、いつもWebページを見るのに使うのは、 テキストベースのブラウザである lynx と w3m。速いです。 表示される文字の大きさが全部同じでシンプルなので 表示が速いのだと思って下されば結構です (正確に言うとちょっと違うんだけど) 。 ちょっと画面のサンプルを。 lynx で私の トップページ [画像]www.asahi.com [画像] を表示しています。 シンプルでしょ? ページに張り付けられた画像を見たいときには、 内部から別のプログラムを呼び出すことによって見ることができますので御心配なく。

製作者が意図したようにWebページが表示されないという問題があります。 でも、私の場合、ページのデザインを見て楽しむのでは無く、 文章を読む(情報を得る)というのが主な目的なので、これで充分なのです。 というか、ほとんどの人はこれで充分だと思うんですけどね。 どうしてもってときだけ Netscape や Internet Explorer を動かせばいいんだからね。

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w3m は山形大学の伊藤彰則さんによるテキストベースのWebページ閲覧ソフトです。 何と言っても素晴らしいのは「TABLE が罫線で表示される」という描画方針なのです。 例えば、下のように表示されます。

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┃奈良県 │きょう  │あす   ┃
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┃北部地方│曇|晴  │晴    ┃
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┃    │8℃   │−3℃  ┃
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┃南部地方│曇|晴  │晴    ┃
┃    ├─────┼─────┨
┃    │8℃   │−4℃  ┃
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新しいバージョンを使ってみたら、 lynx 風のキーバインドができるので lynx から乗り換えも考えてみた。 でも、lynx と比べ、インターフェースがまだちょっとこなれていない。 読み込みを中断した場合、 それまでに読み込んだデータだけで「とりあえずの表示」をして欲しいんだけど やってくれない。 大きなページの頭の部分だけ読みたいってことが結構あるからね。 結局、今まで通り、lynx と w3m を使い分けていくことにするか。

ホームディレクトリの移動
情報科学センターからのお知らせ。 3月30日(火)、午前9時から午後3時にホームディレクトリの移動をするそうな。 ワークステーションの使用やファイルのアクセスはだめだって。