たつをの日記 - 1999年3月26日

名札
2月22日、情報科学研究科事務室からのメールより。
・・・情報科学研究科教授懇談会において、 情報棟内では全員身分証(職員証,学生証)を入れた名札を着用することになり, その名札を研究科で購入いたしました。・・・
学生証を入れるビニールケースとそれを首からぶら下げる紐のセットです。 着用するとこんな 感じ[写真] になります。何だか、研究しているぞって感じがするね。 でも、首から下げると結構ぶらぶらして気になる。

約一ヵ月後、3月15日、情報科学研究科事務室からのメールより。

・・・先日,情報棟内で使用する名札を配布いたしましたが, このたび名札を胸ポケット等に装着するための金具が納入されました。・・・
そうそう、やっぱクリップみたいのでとめる方が使いやすいんだよね。 着用するとこんな感じ [写真]。 実際のビニールケースには本物の学生証を入れないというのが反権力のアピール(?)で、 一部の人々はカラーコピーしたやつ(怪しげな修正がしてある)や 修士のときの学生証を入れています。私は後者。 まあ、名札を着けていないからといって特に不都合があるわけではないので、 名札着用が普及するかどうかは微妙なところですね。

最近読んだ本
何か他にもいろいろ読んだような気がするが記憶に残っていない。
  • 塩野七生, "悪名高き皇帝たち ローマ人の物語 VII", TK98氏から借りる
    カエサル、アウグストゥスとローマ帝制の確立に尽力してきた二人の後を 引き継いだのがティベリウス帝。 前の二人が大きな改革はやってしまったので、 彼は地味なメンテナンス作業(維持、保守、管理)を堅実に行うのです。 新しいことをやらなければいけないという誘惑/圧力に負けず、 その場での名誉にはならないけど本当に必要なメンテナンス作業を行うというのは 重要なことですよね。 情報科学業界も、最初にやったもん言ったもん勝ちの世界ですが、 それだけでほったらかしにしないで後々まで継続させる努力が必要だと思います。 いや、ほんと。